テレビ番組の視聴率がインターネットなどで
発表されていることがありますが、
視聴率の調べ方って気になりますよね。
噂では測定器みたいなのを対象者の自宅に
設置したりしているようですが、近年は
録画して視聴する場合も増えているため
その精度なんかも知っておきたいところ。
今回、視聴率調査における対象者の選出方法、
謝礼の有無など、気になる点を色々調べて
まとめてみました。
視聴率の調べ方！
一番気になっている人が多いであろう、
視聴率の調べ方をお伝えします。
日本で視聴率を調査しているのは
ビデオリサーチ社の一社のみで、
調べ方は2パターン存在します。
調べ方1：メーター調査
テレビに特殊な機械を取り付け、
どの番組を視聴しているかを計測、
データ化して集計します。
その時に観ている番組を機械によって
自動的に判別できるようになっているため、
間違ったデータの集計はありません。
この機械はテレビを視聴している方の年齢も
登録できるので、年齢別の視聴率なども
集計して算出できます。
調べ方2：アンケート調査
ビデオリサーチ社から送られてくる
視聴番組に関するアンケート用紙を
1週間ごとに記入し、提出する方法です。
アンケート調査はメーター調査と比べると
確かなデータかどうかの確認が難しいため、
公表される視聴率には反映されない場合が
多くなっています。
録画した番組も計測可能？
録画はCMを飛ばせるし、好きな時間に
落ち着いて視聴できます。
また昔とは違いハードディスクに
録画できるのでデータの取り扱いも簡単。
録画には視聴者向けの利点も多いので、
どんどん録画を利用する人が増えています。
今の時代、特に若い世代は録画して
テレビ番組を視聴する人が多いので、
録画で観ている番組も把握できないと
正確な視聴率とは言い難いです。
この点に関しても、2016年度下期より
録画番組とリアルタイム視聴率の調査を
併せて実施されるようになりました。
録画率と視聴率を合わせて測定することで、
より正確なデータを得ることが
できるようになったのです。
視聴率調査の対象者、選出方法は？
テレビ好きなら一度は視聴率調査に
関わってみたい…なんて人も
いるのではないでしょうか？
残念ながら視聴率調査の対象者には、
なりたくてなれるものではありません。
選出方法は完全にランダム。
（もしかすると一定の基準があるのかも
しれないですが、社外秘だと思うので
世間には出回っていません。）
ビデオリサーチ社が選んだ家庭に
調査協力のお願いをすることで
対象者が決定します。
対象者は全国で900世帯。
900世帯の視聴率を統計すると、
全体の視聴率との誤差は約5パーセントに
まで縮まるとのこと。
対象者として選出されるのは、
想像をはるかに超えるほどの低確率…
視聴率調査の対象者である家庭900世帯を、
今現在の日本の世帯数、約3540万3千世帯で
割ってみると、
900/35403000=0.0000254…
選ばれる確率は0.00254％となるので、
10万世帯に2～3人ですw
しかも調査は1年ごとではなく
継続して2～3年単位で行うため
ヘタすると宝くじで上位を当てるより
低い確率になります。
対象者に選ばれた場合、謝礼はもらえる？
テレビ視聴率調査の対象者に選ばれた場合、
謝礼はもらえるのでしょうか…
実は、謝礼はもらえるとのこと！
ただインターネット上では核心をついた
データを得ることができなかったですし、
金額は寸志程度という情報のみです。
寸志といわれてもピンときませんが、
1～3万円くらいでしょうか？
上記はあくまで勝手な予想ですが、2～3年も
調査協力して寸志というと、
調査で面倒くさいことも多いと思うので、
割の良い仕事ではないことが分かりますね。
まとめ
現代のテレビ視聴率の調べ方は
録画も対応可能とのことなので、
より信憑性の高い数値で
あることが分かりましたね。
選出方法も完全にランダムと分かり、
「やはりそうか…」という気持ちですが、
私の周りでは選ばれたという話を
聞いたことがないため、謎は深まるばかりです…
生きている間にチャンスが回ってくれば
宝くじに当たった感覚で、飛び跳ねて
協力してしまいそうです！