
テレビの再放送で再び
話題になっている「海猿」。
伊藤英明と加藤あいのコンビは
本当にお似合いで、
この作品でも、感動で涙を流した人は
多いはずです。
この海猿ブレイブハーツは
海猿シリーズの最後の作品になったので、
シリーズの中でも、特に
印象に残る映画になりましたね。
今回取り上げているブレイブハーツで
第4部作目になる海猿ですが、
やはり公開後の反響はすごかったです。
大概シリーズものの映画は、
長く続かせれば続かせるほどに
ダレていくものだと思いますが、
「海猿」は何度見ても、感動して飽きない
というのが売りの一つですよね。
このブレイブハーツに関しては、
今まで以上にスケールが大きな作品でした。
簡単なあらすじを説明します。
今回は、ジャンボジェット機のエンジンが
爆発するというトラブルが発生したため、
急遽、滑走路に着陸しようとします。
ところが車輪が全く出てこないという
事態に陥り、陸地に着陸できない状態に
なってしまいます。
そこで、やむを得ない判断で、
前代未聞の海上着陸を決行する
ことが決まります。
そして、着水は成功したのですが、
機体は約20分しか浮かんでいられないため、
主人公の仙崎大輔達、海上保安官が
機内に残された人々を助けにいく
というストーリーです。
海猿シリーズは取り残された人を
助けるとい毎回ワンパターンでは
あるのですが、極限状態での人間模様と
大輔と環菜の愛の行方などの
複線が貼られているので、
毎回、緊張の場面でどきどきしたり
最後は必ず感動するのが
この映画の魅力ですね。
このブレイブハートに関しては、
シリーズの中でも、
ストーリーがシンプルにまとまっていて
すごくよかったという声が多く、
感想を調べてみても、
「懸命人を助けようとする姿は
毎回感動する。キャストもよく
かっこいいセリフがたくさんあった。」
「シリーズの中でこの作品が
一番好き。
今まで海猿を見ていない人にも
おススメできる作品です」
といった声がたくさん見られました。

今回の海猿ブレイブハーツの主題歌である
シャネルの「ビリーブ」も
オリコン初登場3位を記録しており、
今でもシャネルの代表曲として、
町で流れたり、ライブで
歌われたりされていますね。
「海猿」は、このブレイブハーツの
上映が終わった後に事件は起こります。
映画製作者のフジテレビが、
作者:佐藤秀峰の自分の許可なしに
関連書籍の販売を行っていたのです。
これにより、佐藤秀峰は激怒し、
「フジテレビとは、二度と仕事をしないし、
海猿の次回作も絶対にあるえません。」
と言い切ったため、実質この作品で
海猿は打ち切りとなりました。
今後、「海猿」に並ぶくらいの超大作が
邦画で生まれることを
期待せずにはいられないですね。