
学校生活の楽しさを左右しかねない
「先生」という存在。
いい先生に巡り合えたことで、その後の
人生が大きく変わったという人もいると
思いますが、一般的にいい先生に共通する
特徴とはどういったものでしょうか?
また、典型的ないい先生が登場している
テレビドラマも、合わせて紹介したいと
思います。
今回、いい先生の特徴や具体例について
調べてみました。
いい先生の特徴をテレビドラマの例で紹介
一般的によく言われる「いい先生」は、
- 生徒思い
- 善悪の判断がしっかりとできる
このような特徴を持っている
先生のことをいいます。
今まで、テレビドラマでは学園モノが
数えきれない程放送されていますが、
その中でも1,2を争ういい先生が出演している
ドラマを紹介していきたいと思います。
・3年B組金八先生
やはり、先生が素晴らしいといえば、
誰もが知っている「3年B組金八先生」の
登場する金八先生ではないでしょうか。
このドラマは32年間(昭和54年から
平成23年)にも渡り、断続的ですが
放送され続けた人気シリーズでした。
武田鉄也さんが熱演している金八先生は、
日本の学園青春ドラマにとって
まさに先駆けのような作品でしょう。
では、なぜ30年にも及ぶ人気番組と
なったのでしょうか?
それは、放送されている時代に学校で
起きていた実態を、そのまま
ドラマにしていたところにあります。
時代に特化した生徒の問題行動に対して、
金八先生が立ち向かい、解決しようと努力する
ストーリ展開に共感を覚える人が
多かったのでしょう。
金八先生がいい先生である特徴は、
・どんな時も生徒の気持ちに寄り添っている
・生徒同士やクラスの皆との係わり合いを大事にしている
・自分の無力さを理解しながら、回りと力を合わせ
問題を解決しようと努力する
といったところです。
また、金八先生は生徒だけでなく、現場の
教師にも絶大な人気があるようですね。
・ごくせん
原作は漫画作品であり、ドラマ版は
仲間由紀恵さんが主演していました。
極道の跡取り娘である主人公が男子高校の
学級担任となり、破天荒な高校の先生として
活躍するといった内容です。
赤いジャージ姿におさげ髪の
熱血教師であるヤンクミ。
愛するかわいい生徒達を一生懸命に守り、
愛の渇を入れるシーンは独特の
爽快感がありますよね。
「人っていうのは一人じゃ何も
出来ないんだよ。だから、つるんでんだよ。」
「こんなもんかよ。本気でぶつかって来いよ!」
などなど、ヤンクミの熱い名言は様々です。
極端な演出ではあるものの、先生の
熱い思いに少しずつクラスの生徒達も
心を開いていくところが、ヤンクミが
いい先生という証拠といえるでしょう。
・GTO
原作は漫画で、元湘南の暴走族の頭である
鬼塚英吉(反町隆史)が教師をするという
内容のドラマです。
教師として学園に採用されると、生徒達が
抱えている苦悩に向き合い、
学園に渦巻くトラブルを解決しようと
努力します。
型破りな教師ですが、生徒達からは
次第に信頼や人望を得ていきます。
GTOは生徒とのやりとりだけでなく、
他の先生との対決があるのも特徴です。
日頃の行いが悪い生徒をすぐに「問題児」と
決めつける先生達に対しても、
鬼塚先生は立ち向かっていきます。
まさに、いい先生の特徴である、
「生徒思い」「善悪の判断ができる」というのは
鬼塚先生にピッタリと言えるでしょう。
・ルーキーズ
野球漫画が原作のドラマで、新人の川藤先生
(佐藤隆太)は不祥事によって
活動停止となっている野球部員達に出会います。
この野球部員たちは、毎日喧嘩や
悪行に明け暮れているとんでもない
不良です。
ですが、そんな不良達の心の奥底に眠る
野球への思いを見抜いた川藤先生は、
自ら野球部の顧問となり
野球部を再建しようと決意します。
最初はやる気がなく、川藤先生につっかかって
ばかりの生徒達も、だんだん川藤先生の
情熱に気持ちを動かされていきます。
スポーツを通じて生徒と向き合い、
周りが何を言おうとも絶対に生徒の事を
信じているまっすぐな川藤先生は
いい先生の見本といえるでしょう。
以上で、テレビドラマに登場する
いい先生の紹介を終わります。
もし、現実にいい先生がいないのであれば、
今回紹介したドラマをDVDで見て
心を潤してみるのもいいかもしれないですよ。