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紅白歌合戦の視聴率が低下している原因は?出場歌手に問題あり?

 

その年に活躍したアーティストが集まり、

男性、女性チームに分かれ競い合う、

年末恒例の歌番組である

「紅白歌合戦」。

 

毎年楽しみにしている人も多いと

思いますが、実は視聴率は過去に比べ

低下の一途をたどっているのだとか。

 

その原因は出場歌手にあるのでしょうか、

それともテレビ離れなどが

関係しているのでしょうか。

 

今回、紅白歌合戦の視聴率低下の

原因についてまとめました。

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紅白歌合戦の視聴率推移

 

近年、ほぼ毎年40%以上の高視聴率を

叩きだしている紅白歌合戦。

 

これはとてつもない数字だと思いますが、

過去はもっと高かったのです。

 

昭和の頃の視聴率を見てみると、

毎年当たり前のように70%以上を

記録していて、最も視聴率が

高かった年は、81%を記録しています。

 

きっと、「大晦日の夜といえば

紅白歌合戦」という風習が

日本に定着していたのでしょう。

 

しかし、平成に入ってから少しずつ

視聴率は低下していき、近年では

40%台になってしまいました。

 

 

 

紅白歌合戦の視聴率が低下した原因は?

 

絶頂期の半分くらいまで視聴率が下がった

裏側には、いったいどのような原因が

潜んでいるのでしょうか。

 

さっそく、考えられる可能性を

まとめてみました。

 

 

・テレビ離れが加速している

 

昔は、好きな歌手がテレビに出演するとなると、

番組表をチェックしてテレビの放送開始と

共に画面にくぎ付けになり番組を

楽しんでいました。

 

しかし、最近は録画の技術が進み

放送の時に見なくても、録画しておき

後から見ることができるようになりました。

 

また、インターネットで気軽に音楽を

ダウンロードしたり、情報も得ることが

できるようになったのでテレビを見なくても

話題に乗り遅れることはなくなりました。

 

このような時代の流れから、全体的に

テレビを見る人が少なくなり、

さらに音楽番組の需要自体が

少なくなってしまったのでしょう。

 

 

・出場歌手に魅力がなくなってきた

 

アーティストからしても、紅白歌合戦に

出場することは、すごく名誉があることと

考えられています。

 

「今年の顔」として紅白歌合戦のオファーを

もらうということは、世間に歌手として

認められた証ともいえるからです。

 

しかし近年では、自分たちで

カウントダウンライブを行いファンと共に

年越しをする歌手も増えてきています。

 

また、自身の予定を優先して紅白の

オファーを断ったビックアーティストも

実際にいます。

 

出場歌手に魅力がなければ、

視聴者は当然他の番組を見ますよね。

 

近年、視聴者は出場歌手にあまり魅力を

感じていないという可能性も

ありえるでしょう。

 

 

・裏番組の充実

 

NHK紅白歌合戦と同時刻に放送されている

裏番組に、面白いものが増えたことも

視聴率低下の原因のひとつと

言えるでしょう。

 

大晦日には、大人気バラエティー番組の

特番や、格闘技の特番などが紅白歌合戦と

同時刻に放送されていますよね。

 

出場歌手を見て魅力を感じなかったり、

ちらっと見て今年の紅白はいまいちと

思った視聴者が、他の番組を

見てしまうのでしょう。

 

 

 

まとめ

 

視聴率に伸び悩んでいる長寿番組は

紅白歌合戦だけではなく、現在は

テレビ業界自体が衰退している状況です。

 

「大晦日=紅白歌合戦」という風習が

年々薄れていっているのは寂しいですが、

これも時代の流れなのでしょうね。

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