
家庭教師のトライでは、アニメの世界に
トライさんが入り込み会話をする
というCMが作られています。
何故、家庭教師のトライはアニメ
「アルプスの少女ハイジ」を
起用したのでしょうか?
もしかすると深い理由があるかもしれません。
また、最近は野々村元議員のパロディが
好評のようですが、他にはどんなシリーズが
あったのかも気になりますよね。
今回、家庭教師のトライの
パロディCMについてまとめました。
なぜ「アルプスの少女ハイジ」を起用した?
初めて「家庭教師のトライ」のCMを見た
多くの人は、「なんだこのCM…」と
思ったでしょう。
メルヘンなハイジの世界に違和感のある
現代のキャラクター「トライさん」が
登場してきます。
しかし、この違和感が
「家庭教師のトライ」=「違和感たっぷりなCM」
という印象を視聴者に強烈に植え付けます。
そして、口コミでパロディーCMの噂が広がり、
そこから「家庭教師のトライ」が多くの人に
認知されるようになったのです。
つまり、日常のズレを巧みに
使用した広告戦略ということです。
さらにもう1つ、アニメ「アルプスの少女ハイジ」が
製作されたのは1974年で、
今から約40年前になります。
当時、アルプスの少女ハイジを見ていた
子供達は、大人になり家庭を持っている人が
ほとんどだと思います。
そうすると、懐かしいアニメがテレビで
流れていると思い、家庭教師のトライのCMに
くぎ付けになるでしょう。
そこから、「家庭教師のトライ」の名を覚え、
結果、子供に家庭教師を付けようと
思った際、「家庭教師のトライ」を
思い出すのです。
以上のことから、「家庭教師のトライ」は、
若い子、お父さん、お母さん世代の両方に
アプローチできる「アルプスの少女ハイジ」を
CMに起用したのです。
野々村元議員のパロディーはやりすぎ?
最新のCMで、トライさんが「受験まで
あと100日です」と言うと、
ハイジやオンジが「え?」と顔の横に
耳を当て聞き返すシーンがあります。
これはまるで、世間で話題となった
あの野々村元議員を連想させる演出ですよね。
もちろん、放送された当初からネットでも、
「このタイミングで手を耳の前に
持っていっているのは確信犯だ!」
「ハイジが泣き虫議員のマネをしていて
おもしろすぎる!」
など、とても反応は良かったようです。
確信犯だけに、やりすぎ感がなくもないですが、
それよりも面白さが勝っていると
いった感じですね。
他にも「家庭教師のトライ」のハイジシリーズには
以下のようなバージョンもありました。
・バイリンガルになるハイジ
いつの間にか英語がペラペラになっている
ハイジに、驚いたオンジが少し小馬鹿に
されてしまうという内容。
・誓えないハイジ
夏の受験対策についてオンジから
状況を聞かれ、バッチリと答えるハイジ。
アルプスの山々に誓えるか?と
更に問われると、無言のままとぼける顔ハイジ。
このバージョンは、ハイジのとぼける顔が
かわいいと好評でした。
アニメの世界観にミスマッチな現代感が
クセになるこのCMは、
CM好感度ランキングでも
常に上位をキープしています。
これからも「家庭教師のトライ」最新CMが
待ち遠しいですね。