
ほんのちょっとしたことですぐに
涙を流してしまう、あなたの周りにも
いるであろう「泣き虫」。
子供だけの悩みではなく、学生や社会人に
なっても泣き虫が治らず困っている人も
いるようです。
泣き虫の人はどうしてすぐに泣いてしまうのか、
その原因や治す方法があれば知りたいですよね。
今回、泣き虫についてまとめてみました。
泣き虫になってしまう原因
泣き虫になってしまう大きな原因の多くは
「子供時代」にあります。
子供時代から続いている以下のような
心理状態が、泣き虫が治らないことと
関係しています。
・今まで泣くと思い通りに事が進んだ
泣けば誰かが言うことを聞いてくれる、
助けてくれるという環境で育ってきた
ケースの場合、
「気に入らないことがあれば泣けばいい」
という思考が出来てしまいます。
・注目を浴びたい
泣く表現によって自分をアピールし、
注目されたいという気持ちが強いと
泣き虫になってしまいます。
・感受性が強すぎる
人の気持ちや動物の気持ちを真剣に
自分のことのように考えてしまい、
泣き虫になってしまうパターンもあります。
この場合は、
「感受性が強い=思いやりがある」
とも捉えられるので、長所ともいえるでしょう。
出来れば、思いやりは大事にして
泣き虫を治したいですよね。
即効性がある泣き虫を治す方法
一人でいる時はいつ泣いても構いませんが、
泣きたくても泣けない場面もありますよね。
そういう時は、即効性がある
以下のような方法を試してみてください。
・上を向く
上を向いて目を大きく開けることで
涙を蒸発させやすくすることができます。
また、気分が落ちて泣いている時は
気持ちを前向きにさせる意味でも
上を向くことは効果があります。
・口を開ける
人前の場合は、目立つ程大きく
開ける必要はありません。
少し開けるくらいでも、思考が鈍くなるため
涙も出にくくなります。
・ツボを押す
承泣(しょうきゅう)と呼ばれる
瞳孔の真下(目の周りにある骨のふち)
部分にあるツボです。
泣きそうな時にこのツボを刺激すると
涙を止める効果があります。
・深呼吸をする
気持ちの高ぶりを抑えるため、
「ゆっくりと深く」深呼吸をしてみましょう。
数回深呼吸をすると脈拍も落ち着き、
感情的になったために流れていた
涙を止めることができます。
以上が即効性がある泣き虫の治し方ですが、
この他にも、長期的に見て
泣き虫を治す方法もあります。
それは、「普段から自分と向き合っておく」
ことです。
ようするに、自分がどういった心理状況に
陥った時に泣いてしまうのか
理解しておくのです。
そうすることで、少しずつ感情が悪い方向に
いかないようにコントロールできるように
なると思います。
また、「泣き虫を治したい」と
強く意識しておくことも大切です。
しっかり改善したいと思うことで、
メンタル的な要因が強い「泣き虫」は
改善へと向かうようになるでしょう。
まとめ
成長するにつれて、泣きたくても泣けない
状況というのは増えてきますよね。
自分が「泣き虫かも」と思う人は、
今回紹介した方法を是非試してみましょう。