
仕事や学校から帰った後、ついつい趣味に
没頭し過ぎで夜更かししてしまう人は
多いと思います。
夜更かしをすると、体に悪影響を及ぼす
可能性があります。
睡眠は日々健康に過ごすため
必要不可欠なものなので、
しっかりとっておきたいですよね。
また、夜更かしが体に与える悪影響や、
夜更かしを改善するのは
どうすれば良いのか、気になります。
今回、夜更かしのデメリットや
改善法についてまとめてみました。
夜更かしはなぜ体に悪影響なの?
・体内時計のリズムが乱れる
夜更かしを続けると、体内時計も
そのリズムに合わせようと調整を行い、
より遅い時間に眠たくなるように
合わせてしまいます。
人間の体は元々、「太陽が昇ったら起き、
太陽が沈んだら眠る。」
というリズムが一番自然で、このリズムに
近い生活ほど、健康といえます。
もし、リズムが乱れてしまうと、
睡眠の質が悪くなり、浅い眠りに
なってしまいます。
それによって、熟睡ができなくなり
日中の活動にも影響が出てきます。
・太りやすくなる、肌が荒れる
睡眠において、22時~2時の時間帯は、
成長ホルモンのゴールデンタイム
といわれるほど大事だと
考えられています。
この時間に寝ていないと、
「成長期なのに身長が伸びない」
「すぐ太ってしまう」
「お肌の調子が悪くなる」等、
体の内面も外面も害してしまう恐れがあります。
このように、夜更かしを続けてしまうと
習慣化してしまい、それにより、
どんどん体の調子が悪くなっていくという
負のスパイラルに陥ってしまいます。
夜更かし癖を解消するためには?
体に与える悪影響が分かったところで、
少しでも早く眠れるようにするための
方法について紹介していきます。
・寝る予定時間より早めに寝所に付く
まずは、少しでも早く寝ようという
「意思」が大事です。
テレビやインターネットを
夜遅くまでしていると、
脳が覚醒してしまい寝付きにくくなります。
また、寝る前にはカフェインやアルコール
といった刺激物も避けましょう。
もし、23時に寝ようと思うのであれば、
22時半には布団に入り予定の時間には
寝ている状態を心がけて下さい。
・体温を上げる
人間は、体温が上がるにつれて
寝付きやすくなっていきます。
体温を少しでも上げるために、
・お風呂から上がった後、体を冷やさないようにする
・寝る前に温かい飲み物を飲む
・湯たんぽや電気毛布を使用して、寝床を温める
このような対策を行うとよいでしょう。
・夜22時~2時の間は眠っておく
先ほども説明した通り、この時間帯は
成長ホルモンのゴールデンタイムです。
この間に寝ていると、脂肪が燃焼されたり、
肌を綺麗にしてくれるホルモンが
分泌されやすくなります。
さらに、がんの予防にもなるということも
分かっています。
この時間には毎日寝ているような
生活のリズムを作っていきましょう。
・朝に太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びると、眠りを誘う
メラトニンというホルモンが分泌されます。
メラトニンは、14時間~16時間ほどで
分泌されるため、朝に太陽の光を
浴びておくと自然と夜眠りやすくなります。
以上で、夜更かしの解消法についての
まとめを終わります。
上で述べた内容は、日頃から意識して
行わなければ、なかなかできないことだと
思います。
自分に夜更かし癖があると思う人は、
夜更かしにはデメリットしかないことを
理解して、健康のために
生活リズムを見直してくださいね。