
朝出かける前に今日の運勢を見て
参考にしたり、普段の生活に役立てたり
している人は多いと思います。
中には占いにハマり過ぎてしまい、
依存症になってしまう人もいます。
依存症になる原因は、どのような
心理状態が関係しているのでしょうか。
また、もし占い依存症になってしまった場合、
克服する方法についても気になりますよね。
今回、占い依存症についてまとめました。
占い依存症の原因やなりやすいタイプは?
占いが気になりすぎて、良い結果が出るまで
何度も占いをしてしまう人、
占いの結果通りに行動しないと
気が済まない人。
このような状態の人は、占い依存症、
もしくはその予備軍である可能性が
高いです。
元々、人が占い依存症になってしまう
最大の原因は、心の拠り所がない状態が
続いてしまうことです。
占い依存症の人は、元々心配性で
自分の意思が弱い人が多く、
「最近悪いことが起きてしまい、
今後もまた悪いことが起きないか不安。」
「好きな人がいて、その人との相性や
将来の恋の行方が気になる。」
これらの不安を解消することができず、
しっかりと答えを出してくれる占いに
何度も頼ってしまうのです。
占いに来た人に多い質問に、
「私のこれから(未来)はどうなって
しまうのでしょうか?」
というものや、
「何をすればよいのでしょうか?」
という質問があります。
これは自分では解決できない
悩みや問題を、占いによって解消して
もらおうとする動きです。
普段から悩みが尽きない人や、
気軽に相談できる相手がいない人、
このような人が占い依存症になってしまう
可能性が高いといえるでしょう。
占い依存症の克服方法
占い依存症になってしまうと月に何回か、
ひどい場合には週に1回以上、
占いに頼って多額の支払いをしてしまう
ケースが多いです。
また、占いを鵜呑みにしてしまい
周囲にも迷惑をかけてしまうことも
よくあります。
自分の意思が残っていて、少しでも
「占い依存症かも」と感じている人は、
占いにどっぷりハマってしまう前に、
克服する努力をしましょう。
占い依存症の克服には、
「自分のコントロール」が一番大切です。
将来・恋愛の不安や、悲しみによって
できた溝を占いで埋めてしまう行動をやめて、
不安や悲しみと向き合うようにしましょう。
今まで占いに頼っていた悩みを、
親族や友人に話すのもいい方法です。
溜まった不安や悲しみは、誰かに
話すだけでも気が楽になるので、
たとえ解決しなくても相談するだけで
効果があります。
また、自分に自信が無くて占いに
頼ってしまう面もあるため、
改めて自分磨きをすることも
克服法の1つです。
エステやジムに通い、見た目から
自分を磨くことで気分もリフレッシュし、
自信も付いてくるようになるでしょう。
占いというのは統計的な導きであり、
決して未来を決めるものではありません。
未来を決めるのは、自分自身の
意思なのです。
不安や悩みがあったら、身近で
相談できる人を見つけ、常に気持ちが
ニュートラルな状態で過ごすことを
意識してください。