
昔から、風邪の時や風邪の予防をする時、
「首にねぎを巻くと効く」といわれています。
一度は試してみたいけど、ねぎの匂いが
体についたり、やってみる勇気がないと
言う人の方が多いのではないでしょうか。
しかし、それは迷信などではなく、
しっかりと効果があるようです。
今回、ねぎを首に巻くとなぜ風邪が
治るのか、その効果について調べてみました。
ねぎを首に巻くと風邪が治る理由
「首に巻く」ということで、ねぎの特別な
成分が肌に染み込んでいくような
発想をしてしまいそうですが、
実はそうではありません。
ポイントは、ねぎの「匂い」にあります。
ねぎの匂いの中には、殺菌作用や
炎症を抑える効果の成分が
含まれています。
それらを効率よく鼻から吸うことが
できるので、首に巻くと良いと
言われているのです。
枕元に置いたりするのもアリかも
しれませんが、効率の良さを考えると
首に巻く方が理にかなっているのですね。
ねぎを首に巻く方法
買って来たねぎをそのまま首に巻く
と思っている方が多いようですが、
そうではなくて、まずねぎを
一度レンジなどで加熱します。
加熱する目安としては、シナっとなり
首に巻きやすい柔らかさがいいでしょう。
それを、ガーゼやタオルで包んでから
首に巻いてください。
そうすることで、直接肌に触れないので
不快感もなくなります。
また首に巻くことで太い血管が温められ、
血行が促進し、体が温まる
効果もあります。
ねぎには風邪に効果的な成分も
含まれていますので、
首に巻き終わったものを調理して
食べるのもおすすめです。
ねぎを首に巻く際の注意点
ねぎを首に巻くことは本当に効果がある
と分かったところで、それを実践する上での
注意点がいくつかあります。
まず、就寝時に巻くときは自分の寝相を
思い起こしてみてください。
寝相がものすごく悪い人の場合、
首にねぎが巻き付いて窒息死してしまう
可能性もないとは言い切れません。
また、首の周りに引っかかりそうなものが
ないことも、十分に確認しておいて
下さいね。
そして、寝ている時にタオルやガーゼから
ねぎが飛び出し、布団の上で
ぐちゃぐちゃになると最悪なので、
しっかりくるむようにしましょう。
以上の点に気を付けて、風邪を引きやすい
季節に実践していただければと思います。
ねぎを首に巻くことを実践した人の多くは、
「鼻づまりが良くなり、咳も軽くなった」
と効果を実感しています。
抵抗がある人は、実践した人の勇気を
少しは見習わないといけませんね。
最後に…
ねぎは万能薬ではありませんので、
もし発熱したり症状が辛い時は、
ねぎを首に巻くだけでなく必ず病院を
受診してくださいね。
ねぎを首に巻くという対策は、
風邪にかかる前や風邪の
引き始めにおすすめです。
ただ、効果は本当にあるので、
勇気のある人は是非お試しください。