役立ち情報

低反発と高反発の違いを簡単に説明!それぞれの適した使い方は?

低反発 高反発

マットレスや枕など、寝具を選んでいる時に

耳にする「低反発」や「高反発」。

 

名前からなんとなく違いが分かる

という人もいると思いますが、

それぞれのメリット、デメリットなどは

あるのでしょうか。

 

また、低反発や高反発の

適した使い方も気になります。

 

今回、低反発と高反発の違いや、

メリット・デメリットについてまとめました。

スポンサーリンク

 

低反発と高反発の特徴

 

まず、低反発と高反発の

特徴についてみていきましょう。

 

 

低反発の特徴

 

手で押すとゆっくりと沈み、放すと

ゆっくり戻るのが低反発ウレタンの特徴です。

 

低反発のマットに寝ると、通常であれば、

腰やお尻などポイントにかかる

体重の負担を吸収して分散してくれる

特徴をもっています。

 

低反発はもともと、アメリカのNASAが

ロケット打ち上げ時の重力や飛行中の

飛行士への負担を軽減する為に

開発したものです。

 

狭いロケットの空間の中では、効率よく

体重の何倍もの力を吸収する必要が

あったのですね。

 

 

高反発の特徴

 

低反発と同様に寝ると若干沈みますが、

反発力が働く為、一定のところで

ストップして戻そうとします。

 

低反発の素材に比べ、反発力が

高い素材を「高反発」と呼びます。

 

低反発の後に開発され、日本でも

最近は寝具の主流として

注目を集めています。

 

 

 

低反発・高反発の違い

 

次は、低反発と高反発、

それぞれのメリット・デメリットについて

みてみましょう。

 

 

低反発メリット

 

・体型にあわせてゆっくりと沈むため、

  フィット感が強く心地よい睡眠に

  入りやすい

 

・体圧を分散し、体重の負荷が一部分に

  かかるのを防いでくれる

 

・高反発のものより安価で

  購入することができる

 

・洗濯可のものがある

 

 

低反発デメリット

 

・通気性が悪いため、ダニやカビが

  発生しやすい

 

・気温の変化に弱いため、季節に

  左右されやすい(夏→柔らかい、冬→硬い)

 

・体の重い部分が沈むので、重圧が

かかる部分がへたりやすい

 

 

高反発メリット

 

・反発力が高く沈み過ぎることがないため

  寝返りをしやすい

 

・平均に体圧分散する

 

・気温の変化に対応できるので、

  季節に左右されにくい

 

・通気性に優れているため、

  ダニやカビが発生しにくい

 

・耐久性に優れているため、長期間使用できる

 

 

高反発デメリット

 

・低反発に比べ高価なものが多い

 

・硬めの製品なので収納しにくい

 

 

 

それぞれの適した使い方は?

 

現在、低反発を使っていて、腰痛や睡眠が

浅いなどの症状が気になる人が

高反発に寝具を変えているというのが

多いようです。

 

低反発や高反発を寝具として使う際、

一番重要なのは、どちらが自分に

合っているかを調べることです。

 

多くの方が使用しているのは低反発で、

ホームセンターやデパートでも安値で

買えるため家庭での普及率は高いです。

 

しかし、高価なものが多いですが、

高反発の方が寝返りしやすく、

体が痛くなりにくいので腰痛や肩こりが

マシになるという声も多いです。

 

だからといって、誰もが同じ効果を

実感できるというわけではないですよね。

 

人それぞれ、体格や寝方、体の

不調な部分は違うと思います。

 

低反発だから、高反発だからという

材質にとらわれず、素直に「自分の睡眠に

合っていて体の負担が軽くなる」

ことを基準に選びましょう。

 

睡眠は、人生の1/3を占めるので、

寝具はとことんこだわって

慎重に選ぶことをおすすめします。

 

その為には、実際に寝転がるなどして、

じっくりと試してみるのが

大事ではないでしょうか。

 

一日の疲れを心地よい睡眠で解消しましょう。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。