
子供の頃、夏休みになるとほとんどの方が
行っていたラジオ体操。
現在は朝礼の時にラジオ体操をしている
会社などもあり、幅広く行われているだけに、
その効果や消費カロリーも気になります。
また、ラジオ体操には第一と第二が
存在しますが、その違いは何でしょうか。
今回、ラジオ体操についてまとめました。
ラジオ体操の効果と消費カロリー
ゆっくりとした動きが多いラジオ体操ですが、
実はウォーキングを早いスピードで
行った時より、消費カロリーが
高いのです。
さっそくラジオ体操で得られる
効果についてまとめてみましょう。
・ダイエットや筋力アップ
ラジオ体操は朝起きてから行う印象が
強いと思いますが、夕方に行う場合も高い
効果があるとされています。
人間の身体は、16時~18時の時間帯が
最も体温が高くなります。
体温が高い時は身体が動かしやすくなり、
消費カロリーも増えます。
なので、上に述べたタイミングでラジオ体操を
行うことで、効果的にカロリーを消費する
ことができ、下手に歩いたり走ったり
するよりもダイエットの効果が期待できます。
また、ラジオ体操を継続していくことで
背骨や骨盤が安定して
血行も良くなることが分かっています。
ラジオ体操は、ダイエット効果
だけではなく、筋力のアップにも繋がる
万能運動なのです。
・老化防止や気分転換
身体が老化してくると、若い頃は
問題なかったちょっとした行為で
怪我してしまったり、身体を痛めてしまう
リスクが増えます。
全身の筋肉を使うラジオ体操を継続して
行うことで柔軟性が付き、さらに
疲れにくい身体になり、老化防止になります。
また、ラジオ体操は家の中ででき
技術を必要としないので、時間が取れない人や
運動が苦手な人におすすめです。
普段からPCを使う会が多い方は、
身体が疲れたと感じたらストレッチ感覚で
ラジオ体操をするのもいいでしょう。
そうすると、身体がスッキリして
仕事の効率も上がります。
疲れた時のストレッチ替わりや
健康を維持する運動として、また
ダイエットとしても効果的なラジオ体操。
日本でこれだけ広まったのも
納得ですね。
ラジオ体操第一と第二の違い
ラジオ体操は第一と第二に分かれていますが、
何が違うのか気になる人も多いと思います。
以下に簡単にまとめてみました。
・ラジオ体操第一
年齢や性別を問わず一般家庭を
対象に作られている。
「誰でも気軽に行えるように」
を目的としています。
・ラジオ体操第二
職場向けで、青年や壮年を対象に
作れられている。
「運動量が多い」というのが特徴です。
要するに、ラジオ体操第一と第二の
大きな違いは目的です。
ラジオ体操第一は身体をほぐす運動、
ラジオ体操第二は筋力を向上する運動
と思っていただければ
分かりやすいと思います。
これから毎日の習慣にラジオ体操を
取り入れようとしている方は、
目的に応じて第一と第二を
選ぶようにしましょうね。