
現在、多くの国で国際化が進んでいることで、
年々増えてきている国際結婚。
日本から毎年たくさんの人が留学へ行き、
また外国人も留学のために日本に
訪れたりしています。
しかし、国際結婚は国内結婚よりも
離婚率が高いため、その原因や
日本人の男性と女性で離婚率に
違いがあるのかも気になります。
今回、国際結婚についてまとめました。
国際結婚の離婚率が高い原因は?
現在の日本の離婚率は35%程
といわれていて、3人に1人は結婚後
なんらかの形で離婚しているという
データがあります。
普段生活する中で、意識することも
少ないかもしれませんが
1990年頃から離婚率は急激に
増えてきています。
しかし、国際結婚の離婚率は
国内結婚のさらに上をいっており、
約45%にもなります。
言葉と文化の絆を乗り越え、
固い絆で結ばれたはずなのに、
約2組に1組が離婚するというのは、
いったい何が原因なのでしょう。
まず、国際結婚はどちらかの国に
永住する形になるために、
夫婦のどちらかが永住する国の文化に
合わせなければいけません。
子供の頃から、お互い同じ国で
育ったのであれば問題ないですが、
今までと違う生活を強いられることにより
ストレスが溜まる可能性は高いです。
最初は、異国での生活が新鮮で
好きな人と一緒にいることができれば
全く問題ないと思っているのでしょう。
ただ、結婚から時が経ち生活がマンネリ化
し始めた頃、自分は今の生活が
あっていないことに気づき、そして耐えきれず
離婚という形になってしまうようです。
「恋は盲目」という言葉通りの原因で、
つくづく現実は厳しいと思い知らされますね。
離婚率が高いのは男性か女性どっち?
日本人男性と日本人女性で、離婚率が高いのは
どちらか気になりますよね。
ただ、国際結婚した夫婦は、圧倒的に
「日本人男性×外国人女性」より
「日本人女性×外国人男性」の方が多です。
今回、結果は出ていますが夫婦の
絶対数が違うため、あくまで参考程度で
みてください。
では結果ですが、国際結婚した男性と
女性では女性の方が離婚する確率が
高いです。
原因は、外国人男性のイメージしていた
「日本人女性像」と、実際の日本人女性の
ギャップがあるからではとの考えがあります。
外国人男性からして、日本人女性の
イメージは良く、大和撫子という言葉通りの
「おしとやかで夫に尽くす女性」
と考えている人が多いのでしょう。
一緒に暮らしてみて初めて、
そのギャップに気づき
幻滅してしまったのかもしれないですね。
また、日本人女性が結婚後、海
外で生活することになり、文化の違いに
馴染むことが出来なかったという
原因もあります。
「日本人女性×外国人男性」で、離婚率が高い
旦那の国籍はフィリピンとタイです。
フィリピン人男性×日本人女性の夫婦は、
なんと離婚率が約70%もあります。
しかし、西洋人と日本人女性が
結婚した場合、国際結婚の
平均離婚率よりも下がります。
「西洋人男性×日本人女性」の組み合わせは、
多くの女性が憧れる組み合わせです。
多くの人が憧れる結婚を実現できた
という喜びは、言葉や文化の違い以上の
満足感を与えてくれるのかもしれませんね。