
働く女性が増えた今、出産後も
職場復帰する人は多いと思います。
育児休暇とは働くママやパパの為に、
育児休業中の生活をサポートしてくれる
休業のことです。
育児休暇期間が3年に延長する方針を政府が
発表したことで、延長するにあたって条件や、
いつから実施されるのか気になります。
また、職場復帰後にすぐ退職することは
可能なのでしょうか。
今回、育児休暇についてまとめました。
育児休暇3年はいつから開始?
現在の育児休暇期間は子供が
満1歳になるまでの間で、最長1年半
とされています。
政府は働く女性の支援策のひとつとして、
その期間を3年まで伸ばす方針を
打ち出しました。
この制度はいつから導入されるのか
気になるところですが、現在のところ
まだはっきりと決まっていないようです。
大企業の中にはすでに最長2年、3年可能
というところもありますが、
現状では最長までとる人は少ないようです。
おそらく3年も職場を離れると、働く意欲の
低下やスキルダウンによって育休前の様には
働けないという不安があるからでしょう。
また、育休3年を提唱する前に
保育所・保育士を増やすべきという意見や、
会社のシステム自体を変える
努力をしてほしいといった声が目立ちます。
子育てしながら働くということは
本当に大変なことですね。
育児休暇の延長の条件は?
現在の育児休暇の制度は、基本1年で
1年半まで延長可能ですが、延長するための
条件についてみていきましょう。
まず、申し込みをしているにも関わらず
保育所に入所できない場合です。
そして、育児する人がやむを得ない事情で
育児困難な状態になった場合。
近年で圧倒的に多いのが、保育所に入所
できない場合で、保育所の数が少ないため、
保育所は地域に関係なく
順番待ちの状態になっているようです。
この状態だと働きたくても働けない女性は
増え続けていくと思われます。
やはり、育児休暇を3年に延長する前に、
現状の問題を解決することは
優先的にしてもらいたいですね。
復帰後すぐに退職は可能?
育児休暇から復帰したはいいけれど、
休業前のように仕事ができず
退職を考える人は少なくありません。
体が鈍ってしまっている、仕事を忘れて
しまっている、職場に馴染めない、
子供が気になって仕事にならないなど、
その理由は様々でしょう。
結論から述べると、復帰後すぐでも、
また復帰しなくても退職できます。
休業前は、出産後の事情など
誰にも分からないものです。
育児休暇を取得する人はみんな、
期間が終われば復帰して、また
仕事を頑張りたいと思っていることでしょう。
しかし、先ほども述べたように
保育所問題や家庭の事情で
無理になることもあります。
退職を決めた場合は、引き継ぎの
問題もありますので早めに会社へ
連絡するようにしましょう。
また、なるべく周りに迷惑をかけない形で
退職するよう気配りも忘れないように
してくださいね。