
ホントに効果があるのか、気になる人も
多いであろう「てるてる坊主」。
そんな、てるてる坊主には正しい作り方や
願掛けの方法が存在しているようですね。
また、てるてる坊主は動揺でも
歌われていますが、すごく怖い
歌詞の部分があるらしく、その内容も
気になります。
今回、てるてる坊主についてまとめました。
てるてる坊主の効果や正しい作り方は?
起源は江戸時代とも言われ、古くから
日本の風習として伝えられている
「てるてる坊主」。
知らない人はいないといっても
過言ではないほど、長く語り継がれている
風習だけに、効果を実感している人は
どれくらいいるのか気になります。
調べるために、インターネットで
「てるてる坊主 効果」と検索してみると、
意外に効果を感じている人は
多いということが分かりました。
「ただの偶然」や「気持ちの問題」と
言ってしまえば、それで終わりかも
しれません。
しかし、おそらくてるてる坊主を作った
次の日が雨だった場合よりも、晴れた時の方が
記憶に残るため、願いが叶ったという意見が
多くなるのでしょう。
また、人の力で絶対に変えることができない
天候を、てるてる坊主に願掛けすることで
変えることができたと思うと、偶然であれ
効果を感じざるをえないのでしょう。
そんな夢のようなことができるかもしれない
という期待も込められているから、
てるてる坊主の風習は長く
語り継がれているのかもしれませんね。
また、てるてる坊主には正しい作り方も
存在しているようです。
多くの人が行っている作り方は、
てるてる坊主が完成して、外に吊るす前に
マジックで顔を書いていると思います。
しかし、顔を書くタイミングは翌日晴れてから
お礼の意味も込めて書くのが正しい
顔の書き方です。
そして雨だった場合は、役に立たなかった
ということで罰を与えるため、
そのまま顔を書かずに処分します。
顔なしのてるてる坊主はちょっと怖いですが、
「顔を書いてもらえる」という
褒美があった方が、てるてる坊主からしても
やる気が出るかもしれないですね。
歌の歌詞は怖い?
てるてる坊主は動揺でもよく歌われていて、
多くの人がその歌詞で覚えているのは、
「てるてる坊主、てる坊主。
明日天気にしておくれ。」
という部分だけだと思います。
実際、動揺「てるてる坊主」は
3番まであって、歌詞もしっかり
存在しています。
まず、1番と2番は、お馴染みのフレーズ、
「てるてる坊主、てる坊主。
明日天気にしておくれ。」
の後に、
1番
→ 「晴れたら金の鈴をあげましょう」
2番
→ 「晴れたら甘いお酒をいっぱい飲みましょう」
といった内容の歌詞が続いていて、
「褒美はあげるから翌日晴れにしてほしい」
とお願いする歌詞になっています。
ここの部分は、もちろん
怖さのかけらもありません。
しかし、問題は3番の歌詞で、
「もし雨が降ってしまったら、
そなたの首をちょん切るぞ」
という何とも恐ろしい内容で締めくくられて
いるのです。
この歌詞を子供が口ずさむにはあまりに
刺激が強いため、てるてる坊主の動揺を
テレビなどで取り上げる際には、
3番はカットされています。
また、なぜ3番だけこんな怖い歌詞に
なってしまったのかについては、
「昔の人がてるてる坊主を作るのは
本当に切羽詰った時だったため、
ストレートな感情をそのまま歌詞にして、
てるてる坊主に願掛けしていた」
「子供が持っている純粋さと残酷さを
動揺の歌詞の中で表現しようとした」
など、様々な推測があるようですが
真相は分からないのだとか。
見た目は可愛らしいてるてる坊主ですが、
顔を書いてもらえなかったり、命懸けで
晴れにしないといけないと考えると
なんだか可哀想になってしまいますね。