
特に何もしていないけれど
ある日突然起こる眼球の内出血。
痛みや目が見えにくくなることも
ないですが、原因や危険性について
気になる人は多いと思います。
また、内出血が起こった後の対処法や
症状が治るまでどれくらいの
期間がかかるのでしょうか。
今回、眼球の内出血について調べてみました。
原因や危険性について
眼球内の血管が切れて出血が起こる症状を
「結膜下出血」といいます。
結膜下出血は、ほとんどの場合、
痛みを伴わず気づいたら眼球の白い部分が
赤くなっていることが多いようです。
この症状には、原因がはっきりしているものと、
先に述べたように、ある日突然起こる
原因がはっきりしていないものに
分かれています。
まず、原因がはっきりしているものに
ついてです。
目を強く打ったなどの外的要因が
あった場合、そして糖尿病や動脈硬化、
インフルエンザの合併症として結膜下出血は
起こることがあります。
そして、原因がはっきりしない場合です。
健康な人で、突然結膜下出血の症状が
出た場合は、ほとんどこちらに
当てはまると考えていいでしょう。
原因がはっきりしないというのは、
原因を確定するのは難しいということで、
「細かい作業を長時間していた」
「激しいくしゃみやせきをした」
「お酒を飲み過ぎた」
など、日常生活で発症する原因は
様々なものがあり、おそらく何かが原因で
目に負担がかかったとしか
予想できないからです。
さらに、危険性についてですが、
・外的要因(転倒や衝突など)で起こった
・目が痛い、かゆいといった他の症状がある
といった状態以外であれば、そこまで
心配する必要はありません。
また、他の病気の合併症として
結膜下出血になった場合は、目の治療よりも
原因になっている病気の治療を
最優先した方がいいでしょう。
ただ、症状がすぐ繰り返す場合は、
糖尿病や高血圧など他の病気に
かかっている可能性もあるため、内科で
一度検査をしてもらった方が
いいと思います。
当たり前ですが、外的要因で強い衝撃を
眼球に受けて内出血した場合は、
必ず精密検査を受けて下さいね。
対処法や治るまでの期間は?
結膜下出血は、個人差はあるものの、
数日~1,2か月ほどで自然と
眼球の中にある血液が吸収されて
治ります。
また、眼球の中に血液が入って
目が見えなくなる
なんてこともありません。
対処法としては、内出血のみで
他に症状がない場合は、
目をこすったりせず、なるべく目に負担を
かけないようにして様子をみましょう。
見た目が痛々しいので周りの人からは
心配されることも多いと思いますが、
他の症状がなく、健康であれば
そこまで危険性の高いものではないので
安心してくださいね。